

成長したカエルの集団

4月に産卵されてから、10月まで育てて来ました。
飼育箱の木片の下に、6匹のヒキガエルが集まって、潜んでいます。
大きさは、大きい個体の胴長が36mmあるのに、小さい固体の胴長は18mmしかありません。
先日、NHKで、恐竜の話題が放送された際に、「恐竜たちは、哺乳類のゾウ(象)たちのように、親子が一緒に住んでいた」というように、専門家が解説していました。
しかし、両生類に属するカエルの生態を見ていると、集団で同じ場所に隠れる習性はありますが、親子でなくても、体の大きさが、著しく異なります。
また、そのNHKの恐竜に関する番組では、「恐竜たちは、哺乳類のライオンたちのように、集団で役割分担を決めて、狩りをしていた」というような、解説もなされていました。
私は、恐竜たちに、集団で狩りをする程、高度の脳があったとは、考えにくいと思います。
カエルは、爬虫類と同様に、大脳皮質があまり発達していません。
ですから、睡眠も、人間のレム睡眠のような「原始睡眠」で休息します。
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