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 ゲストブックの過去ログ

 ■2006年9月30日(土)〜2006年10月14日(土) <ゲストブックの過去ログに戻る>
   2006年10月13日 (金) 20時49分57秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

尿の染色の沈査はなんでしょうか?

染色の後、培養はできるのでしょうか?
   2006年10月14日 (土) 14時43分23秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >尿の染色の沈査はなんでしょうか?
 尿沈渣を顕微鏡で見る時には、普通は、染色しないで検査しま
す。

 白血球と上皮細胞(小型)とを鑑別する為に、ルゴール染色を行うと、白血球はグリコーゲン顆粒を含むので暗黄褐色に染まります。
 それから、膀胱癌などが疑われる場合には、尿細胞診の為に、染色を行います。
http://www.tch.toyama.toyama.jp/main/byoin_info/kensa/011-2/011-2.htm

>染色の後、培養はできるのでしょうか? 
 染色する際には、アルコール固定するので、染色した標本を、培養用の検体にまわすことはありません。
 染色することで、病原体(細菌など)の存在が、明確になることはあるでしょうが…
   2006年10月12日 (木) 23時10分43秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

血液の培養は何を調べるのでしょうか?
   2006年10月13日 (金) 06時25分42秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >血液の培養は何を調べるのでしょうか?
 血液培養は、血液中に細菌が存在しないか、検査します。

 血液中に細菌が存在する状態は、敗血症とか、菌血症と呼ばれます。
 敗血症(菌血症)により、脳に菌が侵入すると、細菌性髄膜炎を起こします。

 小児では、高熱を出している際に、密かに菌血症が起こっていて、血液培養を行うと、細菌が検出されることがあります(Occult bacteremia)。
 http://hobab.fc2web.com/sub6-occult_bacteremia.htm

 成人でも、抜歯など歯科的な処置の後に、細菌が、血液に侵入すると言われます。
 心臓に細菌が付着し、感染性心内膜炎などを起こすことがあります。
http://www.cardio-vasc.com/ie.html
   2006年10月13日 (金) 06時35分08秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :    血液培養は、普通は、皮膚を十分に消毒し、静脈を穿刺して採血し、カルチャーボトルなどに、採血した血液を入れて、培養します。

 ところで、皮膚の毛穴(毛嚢)には、細菌(MRSA)などが、潜んでいることがあります。
 静脈を穿刺し、静脈血を吸引する際、皮膚の毛穴(毛嚢)に針が当たると、毛穴内に潜んでいた細菌も、一緒に、吸引され、検体の血液に混入し、血液培養で検出されることがあります。
 このような場合、血液培養が陽性でも、敗血症を起こして、細菌が、血液中に増加している訳ではありません。
 なお、免疫力が低下している患者さんは、採血の為、注射針を穿刺すると、血管内に、極少量の細菌が、押し込まれて、体内(血中)で、増加し、敗血症を発症するおそれが考えられます。
 詳しくは、下記HPの第7項を、参照下さい。 
http://hobab.fc2web.com/sub6-sterilization.htm
   2006年10月12日 (木) 10時45分27秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   とりあえず、前に説明頂いた、ミヤリサンを買って
試しに飲んで見たのですが、特別な異常は見られず
排便が少しよかっただけの結果だった。
この株には問題はないようです
   2006年10月12日 (木) 18時27分03秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >試しに飲んで見たのですが、特別な異常は見られず
 そうでしょう。
 ミヤBMなどは、かなり以前から、小児に、処方されて来ましたが、貼付文書を見ても、副作用の記載がないですね。
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2316009C1026_1_03/
   2006年10月11日 (水) 16時40分30秒
[名前] :   しょーじ
[URL] :   
[コメント] :   はじめまして。
調べものをしていてこちらのページに辿り着きました。


唐突で不躾な書き込みで大変恐縮ですが、もしご存知でしたら用語の読み方について教えていただけると助かります。


 医学の話題>痛み>15.咳嗽の発症機序
 http://hobab.fc2web.com/sub4-pain.htm


上紀のページにあります「rapidly adapting receptors」についてですが、略して「RARs」と呼ばれているようですがその読み方が分かりません。

「ラーズ?」「ラルス?」と調べてみたものの、読み方について触れた資料は見つけられませんでした。もしご存知でしたら教えていただけると助かります。

よろしくお願いいたします。
   2006年10月11日 (水) 20時45分49秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >「ラーズ?」「ラルス?」と調べてみたものの、読
>み方について触れた資料は見つけられませんでし
>た。
 良く解からないのですが、
 RARs(rapidly adapting receptors)なら、発音するとしたら、「ラールズ」では、ないでしょうか?

 なお、私のHPでは、rapidly adapting receptorsを「RADs」と略していましたが、多分、書き間違えだと思われますので、「RARs」と修正させて頂きました(参考にした文献が、思い出せないでおります)。
   2006年10月12日 (木) 12時43分49秒
[名前] :   しょーじ
[URL] :   
[コメント] :   >ホバブさん

ご回答、どうもありがとうございました。
「ラールズ」でも調べてみます。

インターネットで読み方を調べるのは大変ですね^ ^
   2006年10月11日 (水) 01時44分21秒
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   何回のコメント入れて申し訳ないんだけど、こちらに使われてるfigureはオリジナルなの?
もしオリジナルなら、どうやって作っているか教えて欲しいわ。
それと、グルコースなんかの構造式もどうやって書いてるのかしらん?
   2006年10月11日 (水) 20時01分57秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >こちらに使われてるfigureはオリジナルなの?
 もちろん、オリジナルですよ。
 当サイト内の図の著作権は、全てサイト管理者の私に、著作権が帰属しています。
 サイト内の図を、無断で複写・複製することを禁じます。

>もしオリジナルなら、どうやって作っているか教え
>て欲しいわ。
 図は、ホームページビルダーに付属している「ウェブアートデザイナー」を用いて、作製しています。

>それと、グルコースなんかの構造式もどうやって書
>いてるのかしらん?
 構造式は、線と、文字を組み合わせて、作製しました。
   2006年10月11日 (水) 01時41分24秒
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   シトルリン血症のところ、シトリン血症になってるわよ。
訂正よろ〜。
   2006年10月11日 (水) 19時59分27秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >シトルリン血症のところ、シトリン血症になってる
>わよ。
 御指摘の箇所が、解かりませんでした。
 もう少し、詳細な場所を教えて頂けたら幸いです。

 シトルリン血症(CTLN2)は、シトリン欠損症の為、シトリン(グルタミン酸-アスパラギン酸輸送体)が機能しない為、二次的に、尿素回路が障害され、高シトルリン血症を呈するそうです。
   2006年10月11日 (水) 01時39分23秒
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   リンクのところの

■代謝マップ
 福岡大学工学部化学科生物化学第1研究室(寺田茂之教授)のHPです。
 TCA回路や呼吸鎖(電子伝達系や酸化的リン酸化)などエネルギー代謝、糖質や脂質アミノ酸の代謝に関して、わかりやすい図表を用いた、専門的な解説が見れます。

こちらリンク切れですよん。
あちらわかりやすかったのに、どこにいっちゃったのかしらん。
   2006年10月11日 (水) 18時39分08秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   > リンクのところの
> ■代謝マップ
> こちらリンク切れですよん。
> あちらわかりやすかったのに、どこにいっちゃったのかし
>らん。
 御指摘、有難う御座いました。

 確かに、寺田教授の「代謝マップ」のHPが、なくなっていますね(8月頃までは、存在したようです)。

 調べて見ましたら、福岡大学の工学部にも、寺田先生の御名前や、教室名が見当たりませんでした。
http://www.fukuoka-u.ac.jp/
 どうなったんでしょうかね?
   2006年10月10日 (火) 22時31分47秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

薬剤感受性とはなんでしょうか?
   2006年10月11日 (水) 18時35分17秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >薬剤感受性とはなんでしょうか?
 細菌培養で、同定検出された細菌が、どのような抗生剤(抗生物質)が効くか、調べる検査です。
 薬剤感受性検査では、ペニシリン、セファロスポリン、ニューキノロンなど、系統が異なる抗生剤の効果を、数種調べます。
 結果は、以下のような様式で報告されます。
http://www.cc9.ne.jp/~vet-m/bacteria.html

 抗生剤が染み込んだディスクを用いて薬剤感受性を調べる方法が、一般的だと思われます。
http://www.awaji-hosp.sumoto.hyogo.jp/kennsa/saikinn/kannjusei03/kannjusei03.html

 最近は、容器で調べる方法もあるそうです。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~tsu-ah/i-mode/kannjusei.htm
   2006年10月10日 (火) 14時16分26秒
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   http://hobab.fc2web.com/image00063.gif
に書かれたマンノースの構造がグルコースの構造になっているよ。
2位のところの水酸基の位置を入れ替えてね。
   2006年10月10日 (火) 21時10分05秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >http://hobab.fc2web.com/image00063.gif
>に書かれたマンノースの構造がグルコースの構造に
>なっているよ。
 御指摘、有難う御座いました。
 本日、図を修正致しました。

 他にも、誤り等、御気付きの点がありましたら、御指摘して頂ければ、幸いです。
   2006年10月11日 (水) 01時34分55秒
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   早速直してくれたのね。
どうもありがd。

ところでこちらいろいろ詳しいけど、作者の貴方はどのような職業なの?
よかったら教えてね。
   2006年10月11日 (水) 18時25分39秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >作者の貴方はどのような職業なの?
 田舎の、頭が悪くなった医者です。
   2006年10月9日 (月) 18時25分45秒
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

水質の検査はどのような順序で検査をしていきますか?
   2006年10月9日 (月) 19時17分03秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >水質の検査はどのような順序で検査をしていきます
>か?
 水質検査のことは、専門外なので、解かりません。
   2006年10月7日 (土) 23時14分17秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

咽頭培養と口腔培養もどのような順序で調べていくのでしょうか?
   2006年10月8日 (日) 20時02分56秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >咽頭培養と口腔培養もどのような順序で調べていく
>のでしょうか?
 咽頭培養では、扁桃腺の表面や、咽頭を擦った綿棒を、細菌培養の検査に提出します。
 その際、後鼻漏と言って、咽頭(ノド)に、鼻腔の後ろ側から垂れ下がる痰状の鼻水も、擦り採ることがあります。

 口腔培養は、あまり、必要とする場合は、ないですが、
 鼻腔の奥(後ろ側)には、肺炎球菌などが、常在していることがあるので、咽頭培養で、後鼻漏を採取するより、鼻腔の奥に綿棒を入れたり、鼻水を吸引して、検査することもあります。

 肺炎などの場合、咽頭培養で検出された菌が、原因菌とは限らないので、喀痰を洗浄して検査する施設もありますが、喀痰洗浄法は、普通の医療機関では、困難な方法です。
   2006年10月7日 (土) 20時45分11秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   http://www.dff.jp/index.php
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   2006年10月6日 (金) 21時03分59秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

尿、便もどのような、順序で調べていくのでしょうか?
   2006年10月7日 (土) 06時39分45秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >尿、便もどのような、順序で調べていくのでしょう
>か?
 尿は、まず、試験紙で、蛋白、赤血球(血尿)、糖、ケトン体などの有無を調べます。
 必要に応じて、尿を試験管(スピッツ)に入れて遠沈し、沈渣をスライドグラスに垂らし、顕微鏡で、白血球、赤血球、円柱、細菌、結晶などの有無を、観察します。

 便は、血便や粘液の有無、臭い、色などが、胃腸炎の原因を知る上で、参考になります。
http://hobab.fc2web.com/sub4-EHEC.htm

 尿も便も、膀胱炎や、胃腸炎の原因となっている病原体を調べるには、培養の検査が必要になります。
 便培養は、下痢がひどくて便を採取出来ない場合でも、カンピロバクター腸炎では、肛門から綿棒を入れてスワブすると、菌の検出可能ですが、サルモネラ腸炎では、便を採取しないと、菌の検出は困難と言われます。
 ウイルス性胃腸炎でも、ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなどは、迅速診断キットが発売されています。
   2006年10月6日 (金) 08時27分20秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.statin-plaza.org/
スタチンとは?血管中のコレステロールを取り除く事は
可能でしょうか? 食事などすると脂などは血液中を
ながれる事もあるように思うのですが、血管中に停滞した
ものは可能なんでしょうか?
   2006年10月7日 (土) 06時24分16秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >スタチンとは?
 コレステロールは、主に、肝臓で、HMG-CoA還元酵素の作用で、合成されます。
 スタチン系の薬剤は、このHMG-CoA還元酵素を阻害するので、肝臓でのコレステロールの合成が、抑制され、また、肝臓での血液中コレステロール取り込み量が増加します(肝臓のLDL受容体の数が増加します)。
 その結果、血液中コレステロール値(総コレステロール値、LDL-コレステロール値)が、低下します。

 スタチン(メバスタチン)は、最初、遠藤章氏らにより、青カビ(ペニシリウム・シトリナム)から、他の微生物の細胞壁のステロール合成を阻害する物質として、見出されたそうです。
http://hobab.fc2web.com/sub4-shokuji.htm#スタチン
   2006年10月7日 (土) 06時24分49秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >血管中のコレステロールを取り除く事は可能でしょ
>うか? 
 HMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン)を、動脈硬化症の患者に1年間投与すると、一旦、形成された動脈硬化巣が、平均2割、退縮するそうです。
   2006年10月7日 (土) 06時25分29秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >食事などすると脂などは血液中をながれる事もある
>ように思うのですが、血管中に停滞したものは可能
>なんでしょうか?
 血液中のコレステロールは、食事由来のものより、肝臓で合成されたものが、多いです。 
 コレステロールは、1日約0.3gが食餌から吸収され、約1.5〜2gが体内(主に、肝臓)で合成されます。

 コレステロールは、水(血液)に溶け難いので、アポ蛋白と言う蛋白と結合し、肝臓からリポ蛋白(VLDLなど)として分泌され、血液中を、末梢組織に輸送されます。
http://hobab.fc2web.com/sub2-lipoprotein.htm
 
スタチンを内服すると、肝臓でのコレステロール合成量が減りますので、血液中のコレステロール量も、低下します。
 
 スタチンは、高脂血症の治療には、画期的な薬剤ですが、
 高脂血症などの生活習慣病の改善には、まず、食生活を正すことが、正道だと思われます。
   2006年10月5日 (木) 22時25分02秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

真菌を調べる時、どのような順序で調べていくのでしょうか?
   2006年10月6日 (金) 18時28分26秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >真菌を調べる時、どのような順序で調べていくので
>しょうか?
 水虫(白癬菌感染症)では、皮膚の皮を、ピンセットなどで採取し、スライドグラスに載せ、KOH液で角層を溶かし、真菌を顕微鏡で観察します。
http://www.dermatol.or.jp/QandA/hakusen/q07.html
 
 真菌は、細菌などの培養検査を行うことは、少ないですが、ケルズス禿瘡(とうそう)などでは、培養同定が必要な場合があります。
http://homepage1.nifty.com/ysh/pp54.htm
   2006年10月4日 (水) 22時28分58秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

アミラーゼ、P型アミラーゼの違い、お願いします

クレアチニン、リパーゼの意味もお願いします 
   2006年10月5日 (木) 14時11分40秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >アミラーゼ、P型アミラーゼの違い、お願いします
 アミラーゼは、デンプン(澱粉)を分解する酵素です(ブドウ糖とマルトースとに分解します)。
 アミラーゼは、唾液腺(Salivary gland:耳下腺など)や、膵臓(Panceas)から分泌されますので、これらの組織が障害されると、血液中に増加します。アミラーゼは、卵管、肝臓、小腸にも存在します。 

 アミラーゼのアイソザイムを、調べると、どの組織が障害されているのか、推定可能です。
 アミラーゼアイソザイムを、電気泳動法で調べると、5つのバンドに別れます。1、2、4番は膵型(P型)、3、5番は唾液腺型(S型)と言われます。

 P型アミラーゼ(膵臓型アミラーゼ)を調べるには、モノクローラル抗体で、唾液腺型アミラーゼを阻害し、残ったアミラーゼ活性を求めます。
 P型アミラーゼは、急性膵炎などで、血液中や尿中に増加します。

 正常人では、血清中アミラーゼは、約40%がP型アミラーゼ、約60%がS型アミラーゼです。
 また、尿中アミラーゼは、約70%がP型アミラーゼ、約30%がS型アミラーゼと言われます。
   2006年10月5日 (木) 14時12分20秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >クレアチニン、リパーゼの意味もお願いします 
 筋肉には、クレアチンと言うアミノ酸化合物(肝臓や腎臓で最終的に生成され、筋肉に取り込まれる)が、存在します。
 筋肉のクレアチンの約2%程度は、水分子が取れて、不可逆的にクレアチニンに変化します。
 筋肉から放出されたクレアチニンは、腎臓から、尿中に排泄されます。
 クレアチニンは、クレアチンと異なり、腎臓の尿細管から、再吸収されません。
 このようなクレアチニンの性質を利用し、血清クレアチニン値(Cre)は、腎機能障害の指標として、用いられます。
 蛋白代謝で生成される尿素窒素値(BUN値)も、腎機能の指標になりますが、クレアチニン値は、食事による蛋白摂取など外的因子の影響をあまり受けないと言われています。

 リパーゼは、中性脂肪を、脂肪酸とグリセロールとに分解する酵素です。
 血清中のリパーゼは、殆ど、膵臓由来です。
 血清中のリパーゼ値の測定は、P型アミラーゼと同様に、急性膵炎などの膵臓疾患の診断に有用です。
   2006年10月3日 (火) 22時39分46秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

抗酸菌と非定型抗酸菌の違いをお願いします

GOT、GPT、γ-GTPはどのよな検査でしょうか?

抗DNA抗体はどんな意味でしょうか?
   2006年10月4日 (水) 20時16分41秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >抗酸菌と非定型抗酸菌の違いをお願いします
 結核菌などは、細胞壁に蝋様物質を多量に有している為、染色され難いが、一旦染色(Ziehl−Neelsen染色)されると、酸処理で脱色されない染色性質があり、抗酸菌と呼ばれます。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=214526

 ヒトに病原性の強い抗酸菌は、結核菌やライ菌ですが、
 結核菌(定型抗酸菌)以外にも、ヒトに感染して、病気を来たす抗酸菌(アヴィウム菌やイントラセルラーレ菌)が存在し、非定型抗酸菌(非結核性抗酸菌)と呼ばれます。

 非定型抗酸菌は、土壌や水の中など、自然環境に普通に存在している菌です。
 また、非定型抗酸菌は、感染力が弱く、ヒトからヒトへ感染しないと言われ、結核菌のように、隔離処置が取られません。
http://www.hosp.go.jp/~oomuta/faq/hiteikeia.htm
   2006年10月4日 (水) 20時18分50秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >GOT、GPT、γ-GTPはどのよな検査でしょうか?
 これらは、「肝機能」を見る為に測定される、血液中の酵素です。

 GOTなどは、肝細胞に存在しますので、肝炎など、肝細胞が破壊されると、血液中に増加します。
 しかし、これらの酵素は、肝臓以外の組織にも存在します。
 例えば、心筋は、GOTを肝臓より多く含んでいるので、心筋梗塞の際にも、血液中のGOTが上昇します。
 ですから、これらの酵素の血液中の値は、「肝機能」を示すとは、限りません。

 GOTは、AST、GPTは、ALTとも呼ばれ、以下のような酵素作用があります。
 http://hobab.fc2web.com/sub4-AST.htm

 γ-GTPは、特に、アルコール性肝障害や薬物性肝障害などで上昇します。
   2006年10月4日 (水) 20時38分38秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >抗DNA抗体はどんな意味でしょうか?
 抗DNA抗体は、細胞の核のDNAに対する自己抗体です。
 抗DNA抗体は、膠原病などで、増加します。
http://www.mbcl.co.jp/compendium/main.asp?field=06&m_class=05&s_class=0008

 抗DNA抗体には、二本鎖DNAに対する抗体(抗ds DNA抗体)と、一本鎖DNAに対する抗体(抗ss DNA抗体)とが、存在します。

 抗ds DNA抗体は、SLEでのみ、強陽性になると言われます。
 特に、抗ds DNA IgG抗体は、SLEの活動性の指標になる(治療効果を反映する)と言われます。

 抗ss DNA抗体はSLE以外の自己免疫疾患でも陽性になることがあります。
 抗ss DNA IgG抗体はSLE、抗ss DNA IgMはリウマチ性疾患で高値になると言われます。
 ステロイド治療中のSLE患者が再燃する際には、抗ss DNA IgG抗体のみが上昇し、抗ds DNA IgG抗体の上昇は伴なわないと言われます。
   2006年10月2日 (月) 21時48分29秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

ヘパプラスチンテストとはどんな検査ですか?
   2006年10月3日 (火) 05時59分18秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >ヘパプラスチンテストとはどんな検査ですか?
 ヘパプラスチンテストは、トロンボテストと同様に、肝臓で合成される血液凝固因子のII因子、VII因子、X因子活性を、判定する検査です。

 ヘパプラスチンテストは、ビタミンK欠乏時に肝臓で作られるPIVKA(血液凝固因子活性を持たない異性体蛋白)に影響を受けないので、肝臓で、合成される血液凝固因子量(凝固活性)を、忠実に反映します。
 従って、ヘパプラスチンテストは、ビタミンK欠乏症の診断、ビタミンK剤投与の指標として、利用されます。

 他方、トロンボテストは、PIVKAの影響をも含めた凝固活性を反映しますので、ワーファリンなどによる抗凝血薬療法のモニターに用いられます。
 トロンボテストは、PIVKA-Iiの影響を受け、実際の凝固活性より、低値を示します。
http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp/qrs/imd/imd00258.html
   2006年10月1日 (日) 20時55分23秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

肝炎のHBV抗原とHCV抗体でこの2つはもっとも大事な検査なのでしょうか?
   2006年10月2日 (月) 20時12分47秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >肝炎のHBV抗原とHCV抗体でこの2つはもっとも大事
>な検査なのでしょうか?
 検診などで、肝炎ウイルスに感染しているかスクリーニングするには、
 HBs抗原とHCV抗体を、検査すると良いでしょう。
   2006年10月1日 (日) 13時49分53秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

TSHレセプター抗体の検査はなんでようか?
   2006年10月1日 (日) 19時20分39秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >TSHレセプター抗体の検査はなんでようか?
 まず、TSHは、甲状腺刺激ホルモンのことです。
 TSHは、脳下垂体から分泌され、甲状腺細胞のTSHレセプターに結合し、甲状腺ホルモンの分泌を促進させます。

 TSHレセプター抗体(抗TSH受容体抗体)は、甲状腺細胞膜上に存在する、TSHレセプター(TSH受容体)に対する自己抗体です。
 TSHレセプター抗体は、抗体によっては、TSHレセプターに結合した際に、甲状腺機能を刺激する場合(バセドウ病)と、逆に、
 脳から分泌されるTSHが、甲状腺細胞のTSHレセプターと結合するのをブロックして、甲状腺機能を低下させる場合(橋本病)とがあります。

 TSHレセプター抗体(TRAb)でも、前者のように、甲状腺機能を刺激する場合は、甲状腺刺激抗体(TSH刺激性抗体:TSAb)と呼ばれます。
 TSHレセプター抗体でも、後者のように、TSHがレセプターと結合するのをブロックする場合には、甲状腺刺激阻止抗体(TSH結合阻止抗体:TBII)と呼ばれます。
http://www.mbcl.co.jp/compendium/main.asp?field=03&m_class=02&s_class=0010
http://www.mbcl.co.jp/compendium/main.asp?field=03&m_class=02&s_class=0009
   2006年10月1日 (日) 04時23分18秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/report/heisei13/pdf/pdf02/02_3/010.pdf#search=%22%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%
83%9C%E3%82%AD%E3%82%B7%E6%9C%AB%E7%AB%AF%E3%80%80%EF%BC%A8%EF%BC%A4%EF%BC%A1%EF%BC%A3%22
   2006年10月1日 (日) 02時57分23秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://jstore.jst.go.jp/cgi-bin/prompt/detail.cgi?prompt_id=4105
HDACはカルボン酸にあると考えていいでしょうか?
   2006年10月1日 (日) 19時46分41秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >http://jstore.jst.go.jp/cgi-bin/prompt/
>detail.cgi?prompt_id=4105
 ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害活性を有するカルボン酸(カルボキサミド誘導体)に関して、将来、出願公開されるかも知れませんね。

 ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(HDAC阻害剤)に関しては、不詳なので、御返事を、控えさせて頂きます。
   2006年9月30日 (土) 12時00分57秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.mitils.co.jp/news/ronbun/21_main.html
GABAと酪酸は似ているのですが
GABAはかえって興奮性を増すこともあるのでしょうか? 
   2006年9月30日 (土) 20時37分02秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >GABAと酪酸は似ているのですが
 GABA(ギャバ)は、γ-aminobutyric acidの略なので、「BA}は、酪酸と言う意味です。

 GABAは、NH2CH2CH2CH2COOH、
 酪酸(ノルマル酪酸)は、CH3CH2CH2COOHですね。

>GABAはかえって興奮性を増すこともあるのでし
>ょうか?
 GABAは、抑制性神経伝達物質として機能すると言われます。
 GABAは、シナプス前ニューロンから放出され、シナプス後ニューロンのGABA受容体に結合します。

 なお、グルタミン酸(GABAの前駆物質)は、興奮性神経伝達物質として機能します。
 グルタミン酸は、シナプス前ニューロンから放出され、グルタミン酸受容体である、NMDA受容体やAMPA/カイニン酸受容体に結合すると言われます。
   2006年9月30日 (土) 07時18分17秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :    ゲストブックの容量がなくなってしまい、これ以上書き込めないので、古い投稿は、削除致しました。

 なお、過去ログは、以下のURLで、御覧になれます。
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/2308/sub5-link-guestbook.html
   2006年9月29日 (金) 22時37分48秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.goken.com/nagae/item/5204005.htm
 
   2006年9月30日 (土) 14時15分26秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :    偏性嫌気性菌であるClostridium(クロストリジウム)属の菌は、腸内細菌として、大腸などに、生息しています。

 C. difficile(クロストリジウム・ディフィシレ)は、抗生物質を大量に投与し、他の腸内細菌が死滅した際に、増殖して、偽膜性大腸炎を起こします。

 破傷風菌 (C. tetani) や、ボツリヌス菌 (C. botulinum) や、ウェルシュ菌 (C. perfringens) も、Clostridium属の菌です。
   2006年9月29日 (金) 22時19分22秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/epid/2006/tbkj2703.html

下記と同じように疑いがあるものではあるが
 ミヤリサンは薬局などで市販されてはいる
 名前がちがうのか?中身がちがうのか?
 同種の別の菌類か?
   2006年9月30日 (土) 14時06分16秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/epid/2006/
>tbkj2703.html
 ↑この症例は、ボツリヌス毒素産生遺伝子を有するClostridium butyricumにより、乳児ボツリヌス症を発症したと言うことですが、
 
 ミヤリサンやミヤBMに含まれている宮入菌は、同じ、Clostridium butyricumでも、ボツリヌス毒素のような毒素を産生しない菌です。

 宮入菌には、赤痢菌、サルモネラ菌、腸管出血性大腸菌(O157)など、各種腸管病原菌の発育を抑制作用があります。
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2316009C1026_1_03/

 なお、ボツリヌス菌毒素を産生する細菌には、Clostridium botulinum(ボツリヌス菌)の他、 Clostridium baratiiとClostridium butyricumの三種類があります。
   2006年9月29日 (金) 21時50分27秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.vet.osakafu-u.ac.jp/epid/student-j.html

このような食中毒から発見された?
ミヤリサンが出すというはちがうのでしょうか?
   2006年9月30日 (土) 13時53分16秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >このような食中毒から発見された?
 ミヤリサン製薬株式会社の説明では、Clostridium butyricumは、10〜20%の人の腸管内に常在している菌です。
 宮入菌(MIYAIRI株)は、人腸管内より、1933年に、千葉医科大学衛生学教室(現 千葉大学医学部)の宮入近治博士により、発見されたそうです。
http://www.miyarisan.com/probiotics.htm

 ただ、講演会のテレビ放送で、現在販売されている宮入菌は、人腸管内から分離された菌でなく、土壌中から分離された菌になっていると言う話も聞いた記憶があります。
http://hobab.fc2web.com/sub2-Rheumatoid_Arthritis.htm
   2006年9月29日 (金) 21時49分34秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

細胞診の喀痰と細胞診の蓄痰の検査でどのような違いがありますか? お願いします
   2006年9月30日 (土) 17時36分31秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >細胞診の喀痰と細胞診の蓄痰の検査でどのような違
>いがありますか? 
 喀痰細胞診は、1回では、肺癌細胞を検出出来ないことがあるので、検診などでは、早朝痰を3日間蓄痰した検体を用いて細胞診が行われます(直接塗抹法やサコマノ集細胞法)。
   2006年9月29日 (金) 03時30分27秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   宮入菌とビフィズス菌はちがうと考えてよいのでしょうか?
   2006年9月29日 (金) 20時41分53秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >宮入菌とビフィズス菌はちがうと考えてよいのでし
>ょうか?
 簡単には、宮入菌は、酪酸菌、ビフィズス菌は、乳酸菌と、御考え下さい。

 宮入菌は、Clostridium属に属する芽胞形成性桿菌(Clostridium butyricum)で、酪酸、酢酸を産生すると言われます。
http://www.miyarisan.com/probiotics.htm

 ビフィズス菌は、Bifidobacterium属に属する多形性桿菌で、乳酸、酢酸を産生する言われます。
http://www.nyusankin.or.jp/new/yasui1.html

 両者とも、グラム陽性の偏性嫌気性ですが、
 乳酸菌は、芽胞は形成せず、酪酸も産生しないそうです。
   2006年9月28日 (木) 22時31分27秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました

HCV郡別 グルーピングはどのような検査でしょうか?
   2006年9月29日 (金) 20時11分00秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >HCV郡別 グルーピングはどのような検査でしょう
>か?
 HCV群別(グルーピング)は、HCV(C型肝炎ウイルス)の遺伝子型を簡便に判定する検査で、インターフェロンの効果判定に有用とされます。

 HCVは、HCVサブタイプ解析を行うと、遺伝子の塩基配列の相同性により、T型(1a)、U型(1b)、V型(2a)、W型(2b)の遺伝子型(ジェノタイプ)に分類されます。その他、稀に、X型(3a)、Y型のHCVもあります。
http://www.mbcl.co.jp/compendium/main.asp?field=05&m_class=06&s_class=0029

 HCV群別(グルーピング)では、グループ1(遺伝子型がT型、U型)と、グループ2(遺伝子型がV型、W型)とに、分類されます。
http://www.mbcl.co.jp/compendium/main.asp?field=05&m_class=06&s_class=0023

 グループ1は、グループ2よりも、インターフェロンが奏功し難いと言われます。
   2006年9月22日 (金) 19時57分01秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2004/pr20040420/pr20040420.html

完全長cDNAがわかるとなにができますか?
   2006年9月23日 (土) 07時04分24秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >完全長cDNAがわかるとなにができますか?
 専門外のことなので、不詳です。
 
 御紹介頂いたHPによると、「完全長cDNAは、断片cDNAと異なり、全長のタンパク質を合成するための設計情報を有しているため、完全長のタンパク質を合成することができる」とのことです。
   2006年9月22日 (金) 19時30分05秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.kochi-u.ac.jp/~tatukawa/edu/semc3/2004/b3sb023/nahozemi1-3.html
   2006年9月22日 (金) 19時29分07秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.kochi-u.ac.jp/~tatukawa/edu/semc3/2004/b3sb023/nahozemi1-3.html
アクチビンという物質がなぜ量の変化によって他の
臓器にさまざまに変化するのですか?
また、臓器ごとの作成は可能なものなんでしょうか?
   2006年9月23日 (土) 07時00分15秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >アクチビンという物質がなぜ量の変化によって他の>臓器にさまざまに変化するのですか?
 アクチビンを、未分化細胞の固まり(胞胚のアニマルキャップ)に作用させると、アクチビンの濃度により、リンパ球に分化したり、筋肉細胞に分化するようですが、その機序に関しては、私は、不詳です。
http://www.bs-i.co.jp/dna/back_number_2003/20030817.html

 アクチビン(activin A)は、赤芽球分化誘導因子(Erythroid Differentiation Factor:EDF)とも呼ばれるそうです。
http://www.ihop-net.org/UniPub/iHOP/gs/89505.html
   2006年9月20日 (水) 22時13分35秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.imidazole.jp/ver_01/product/ketene/ketene_06.html

ちょっとむかし陸軍や自衛隊でガンピストルでこのような
ものを兵士に連続に注射したという放送が流れた覚えがあるのですが、かなり手荒なやりかたですが伝染病などで
利用の価値はあったと考えてよいものでしょうか?
   2006年9月21日 (木) 18時40分39秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >http://www.imidazole.jp/ver_01/product/ketene
>/ketene_06.html
> ちょっとむかし陸軍や自衛隊でガンピストルでこ
>のようなものを兵士に連続に注射した
 御紹介頂いたURLは、「バルプロ酸」に関する内容ですが、「このようなもの」と言う意味が、理解出来ません。
   2006年9月20日 (水) 20時30分16秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :    ゲストブックの投稿時に、長いURLを引用すると(一行の文字数が多いURLを書き込むと)、コメントの改行が行われなくなり、「返信ボタン」が、右側に隠れてしまうようです。
 その為、長いURLを書き込む際には、改行して、書き込むように致しました。

 ゲストブックを御利用の方が、書き込みましたURLを参照(リンク)される場合には、御手数ですが、URLの改行部分を、再度、繋げて、御利用下さい。
   2006年9月20日 (水) 02時45分13秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   これらのバルプロ酸は
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_yaka_list_se.cgi?1139004&%83o%83%8B%83v%83%8D%8E_%83i%83g%83%
8A%83E%83%80
バルプロ酸ナトリウムはヒストン脱アセチル化酵素
をもっていると考えてよいのでしょうか?
   2006年9月20日 (水) 20時11分21秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >これらのバルプロ酸は
 バルプロ酸ナトリウム製剤であるデパケンは、癲癇
の治療に用いられる薬剤です。
 デパケンは、シロップ剤も発売されていて、小児で
は、良く用いられます。
 保険上は、癲癇以外に、躁病および躁うつ病の躁状
態の治療にも、用いられています。

>バルプロ酸ナトリウムはヒストン脱アセチル化酵素
>をもっていると考えてよいのでしょうか?
 デパケン以外の製剤(セレニカR顆粒など)も、成分
は、バルプロ酸ナトリウムなので、ヒストン脱アセチ
ル化酵素阻害剤(HDAC阻害剤)として、作用するでし
ょう。
   2006年9月20日 (水) 02時29分39秒
[名前] :   ?バルプロ酸
[URL] :   
[コメント] :   http://plaza.umin.ac.jp/JPS1927/fpj/topic/topic119-4-263.htm
   2006年9月20日 (水) 19時58分45秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >http://plaza.umin.ac.jp/JPS1927/fpj/topic/
>topic119-4-263.htm
J Biol ChemのPhiel等の論文は、下記URLに掲載されています。
http://www.jbc.org/cgi/content/full/276/39/36734?
maxtoshow=&HITS=10&hits=10&RESULTFORMAT=
&andorexactfulltext=and&searchid=1&FIRSTINDEX=
0&sortspec=relevance&volume=276&firstpage=
36734&resourcetype=HWCIT
(↑改行してありますので、リンクする場合には、繋げて下さい)

 この論文によると、バルプロ酸(Valproic acid)は、histone deacetylase(HDAC1)を直接的に阻害するそうです(ヒストンのアセチル化が亢進する)。
 バルプロ酸は、胎児の奇形を誘発する作用(valproic acid-induced birth defects)がありますが、Phiel等は、このようなバルプロ酸の奇形誘発作用は、バルプロ酸のHDAC阻害作用と関連があると考えています。
   2006年9月20日 (水) 20時20分54秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :    Phiel等は、バルプロ酸には、HDAC阻害作用があることから、バルプロ酸が、悪性腫瘍(癌や白血病など)の治療効果が期待出来るのではないかと、推測しています。
>the identification of VPA as an HDAC inhibitor
>suggests a potential therapeutic role in the
>treatment of malignant diseases.

 HDAC阻害剤が、白血病(acute promyelocytic leukemia)などの悪性腫瘍の治療に有用な可能性に関しては、Phiel等は、下記のような論文を引用していま。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?
cmd=retrieve&db=pubmed&list_uids=9627120&dopt=
Abstract
   2006年9月20日 (水) 02時26分50秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.imidazole.jp/ver_01/product/ketene/ketene_06.html
バルプロ酸もヒストン脱アセチル化酵素
として有効でしょうか?
   2006年9月19日 (火) 21時54分42秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました
尿のNAGはなんでしょうか?
   2006年9月20日 (水) 19時47分07秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >尿のNAGはなんでしょうか?
  NAG(N-acetyl-β-D-glucosaminidase)は、主に、腎臓の近位尿細管上皮細胞に存在します(リソソーム中に存在し、ムコ多糖類などを分解する酵素です)。
 NAGは、尿細管細胞障害時に、尿中排泄量が増加します。
 NAGは、腎臓以外に、脳、甲状腺、膵臓などにも、存在します。
 NAGは、分子量が約112,000なので、糸球体から濾過されません(腎臓以外の組織に存在するNAGは、血液中に増加しても、尿中から排泄されることは少ないです)。
   2006年9月20日 (水) 20時53分29秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :    NAGは、日本語では、N-アセチルグルコサミニダーゼのことです。
http://www.ddc.co.jp/biken/code/ken06/1432/1432.html
http://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/kouso/nag.htm
   2006年9月19日 (火) 19時49分00秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >ヒストン脱アセチル化酵素
>経口薬として探すにはどうすれば?
 ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤としては、トラネキサム酸を元に合成したN-ヒドロキサミド誘導体(構造の末端部に2環性芳香族炭化水素基を持つ)が、開発されているそうです。ヒドロキサム酸は、ヒストン脱アセチル化酵素の活性中心にある亜鉛に、強力に結合し、酵素活性を阻害するそうです。
http://www.k2.dion.ne.jp/~stuesato/gaiyou/gaiyoutop.html

 その他にも、下記のようなヒストン脱アセチル化酵素阻害剤があるようですが、私のような者には、詳細は解かりません。
 suberoylanilide
http://www.toyokanpo.co.jp/html/news/31lymphoma.html

 trichostatin A(トリコスタチン A)
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/hakko/history03.htm
   2006年9月19日 (火) 01時33分08秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   ヒストン脱アセチル化酵素
経口薬として探すにはどうすれば?
 抗がん剤としてあるようなのですが
 どうすれば...
   2006年9月18日 (月) 20時24分52秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >菌株と細胞株とはなんでしょうか?
 同じ、細菌、例えば、黄色ブドウ球菌でも、色々な種類があります。
 患者さんの病変部から検出(分離)された細菌を、培地で、継代培養した細菌が、一つの菌株だと、御考え下さい。

 同様に、患者さんから採取した癌細胞などを、培養液(フラスコ内などにを入れる)で培養すると、細胞株(cell line)が樹立されます。
 例えば、K562と言う細胞株は、白血病のヒトから分離・樹立された細胞株で、NK細胞活性の測定に利用されます。
http://hobab.fc2web.com/sub4-NK_cells.htm

 EBウイルスに感染した正常人のB細胞は、培養液で培養すると、リンパ芽球様細胞株(LCL)となり、長期間、増殖したり、凍結保存が可能になります。
http://hobab.fc2web.com/sub4-E-rosette.htm

 正常なリンパ球(T細胞)は、培養液に、リンパ球を増殖させる因子(IL-2と呼ばれるサイトカイン)を混ぜて培養すると、長期間、継代培養し、その性質などを研究することが可能です。
http://hobab.fc2web.com/sub4-MHC.html
   2006年9月18日 (月) 12時57分31秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました
菌株と細胞株とはなんでしょうか?
   2006年9月17日 (日) 22時20分49秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >IgE(非特異的)を検査をするということは、ア
>レルギー体質であるか、ないかを調べるのです
>ね。
 血清中の総IgE量(IgE-RIST値)は、I型アレルギー(アレルギー性鼻炎、気管支喘息、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎など)で、増加します。

 総IgE量のことを、非特異的IgEと呼ぶことに、私は、抵抗を感じます。
   2006年9月17日 (日) 22時13分29秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >FKBP−38ってなんですか?
 FKBP38は、FK506-binding protein 38の略だそうです。
http://www.rndsystems.com/cb_detail_objectname_WI03_FKBP38.aspx

 FKBP38(FK506-binding protein 38)の「FK506」は、calcineurin(カルシニューリン)と言う酵素の活性を阻害する、免疫抑制剤だそうです。
http://genomebiology.com/researchnews/default.asp?arx_id=gb-spotlight-20030103-01

 calcineurin(カルシニューリン)とは、Ca2+依存性プロテインホスファターゼ(カルシウムにより調節されるセリン/スレオニン脱リン酸化酵素)のことのようです。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/mbiotech/miyakawa_lab/study.html

 FKBP38は、ミトコンドリア膜上に存在していて、FKBP38の発現量を増加させると、ミトコンドリア上のBcl-2が増加し、アポトーシス(細胞死)が起こり難くなるそうです。
   2006年9月17日 (日) 21時37分46秒
[名前] :   ?
[URL] :   
[コメント] :   http://www.jst.go.jp/pr/report/report287/index.html
下のURL足りません
   2006年9月17日 (日) 21時34分44秒
[名前] :   ?
[URL] :   http://www.jst.go.jp/pr/report/report287/index.htm
[コメント] :   FKBP−38ってなんですか?
   2006年9月17日 (日) 17時51分57秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました
IgE(非特異的)を検査をするということは、アレルギー体質であるか、ないかを調べるのですね。
   2006年9月17日 (日) 16時19分18秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :    昨日当たりから、「返信ボタン」が表示されなくなり、個別の投稿に対して、返信出来ない状況になっています。
 回復次第、返信と思われる投稿は、相応した欄に、私の方で、再投稿させて頂きますので、御了承下さい。
   2006年9月17日 (日) 14時54分08秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   ありがとうございました。
IgE(非特異的)を検査をするということは、何かのアレルゲンを調べるということですね。
   2006年9月20日 (水) 20時32分50秒
[名前] :   ホバブ
[URL] :   
[コメント] :   >IgE(非特異的)を検査をするということは、何
>かのアレルゲンを調べるということですね。
 アレルゲンが何か、アレルギーの原因を調べるには、IgE-RAST(特異的IgE抗体)を検査します。
 例えば、卵アレルギーがあるかは、卵白(卵白アルブミン)のIgE-RAST(スコア)を検査します。

 アレルギー体質の人は、複数のアレルゲン(抗原)に対して、アレルギーを有している場合が多いです。
 最近では、「MAST法」により、多数のアレルゲンのIgE-RASTを検査(スクリーニング)することも可能です。
http://www.hosp.go.jp/~westnara/kenkyukensa/kensa/KENSA/SRL2493.htm

 総IgE量(IgE-RIST)は、アレルギー体質(アレルギー素因)があるかどうかの参考になりますが、アレルゲンが何か、アレルギーの原因を調べるには、役に立ちません。
 (再投稿)
   2006年9月17日 (日) 14時48分42秒
[名前] :   くー
[URL] :   
[コメント] :   
   2006年9月17日 (日) 14時48分42秒
[名前] :   くー
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   2006年9月16日 (土) 10時49分36秒
[名前] :   ?
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[コメント] :   http://www.ncc.go.jp/jp/nccri/divisions/08rad/08rad.html
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   2006年9月16日 (土) 10時47分13秒
[名前] :   ?
[URL] :   http://www.ncc.go.jp/jp/nccri/divisions/08rad/08ra
[コメント] :   ser46キナーゼってなんですか?
   2006年9月20日 (水) 20時42分41秒
[名前] :   ホバブ
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[コメント] :   >ser46キナーゼってなんですか?
 ser46キナーゼは、p53と言う蛋白に存在するSer46(46番目のセリンと言うアミノ酸)を、リン酸化する酵素のことでしょう。

 p53AIP1蛋白質(p53-regulated Apoptosis-Inducing Protein 1)は、ミトコンドリアに存在し、細胞死(アポトーシス)を起こさせる蛋白だそうです。
http://www.sciencedirect.com/science?
_ob=ArticleURL&_udi=B6WSN-41C26NT-
J&_coverDate=09%2F15%
2F2000&_alid=450456080&_rdoc=1&_fmt=&_orig=search
&_qd=1&_cdi=7051&_sort=d&view=c&_acct=C000050221&
_version=1&_urlVersion=0&_userid=10&md5=d9fd1fcbd
37b969a719a7b4baedb1ed7
 (↑改行してあります:再投稿)
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